■プロ野球 DeNA 0-3 広島(17日・横浜スタジアム)
DeNAは広島に完封負けを喫した。試合は0ー0で迎えた7回表、先発・東克樹(28)が2死二、三塁から7番・シャイナー(28)に第1号3ラン本塁打を浴びリードを許した。打線は走者を出し好機を作るも反撃ならず。東の開幕から続く連勝記録は8でストップ。さらに横浜スタジアムでの連勝記録も11でストップとなった。
この試合の先発・東は前回登板となった10日の中日戦(横浜スタジアム)で9回無失点の好投を披露し今季2度目の完封勝利で8勝目。開幕から負けなしの8連勝は68年に10連勝をマークした島田源太郎(大洋ホエールズ)以来球団56年ぶり2人目の快挙だった。また、昨季5月18日の広島戦から続く横浜スタジアムでの連勝記録を11に伸ばし、84~90年に斎藤雅樹(巨人)が達成した記録と並んだ。
その東の立ち上がり先頭の秋山翔吾(36)に中安打を放たれ出塁を許すと2番・矢野雅哉(25)に送りバントを決められ1死二塁に。しかし3番・上本崇司(33)を二飛、4番・小園海斗(24)を左飛に打ち取り無失点に抑えた。
打線はその裏、広島の先発・森下暢仁(26)に対し先頭の梶原昂希(24)が空振り三振。2番・オースティン(32)が遊ゴロ、3番・佐野恵太(29)は中飛に倒れ走者を出すことができず。
中盤に入った4回裏には先頭の3番・佐野がショートへの内野安打で出塁。その後2死を奪われるも6番・山本祐大(25)にもショートの内野安打が飛び出し2死一、二塁と好機を作った。しかし7番・度会隆輝(21)は二飛に倒れ得点できず。
5回まで両チーム走者を出すも無得点に倒れ試合は後半戦へ。6回裏、1死走者無しから3番・佐野が中安打で出塁。4番・牧は左飛に打ち取られるも5番・宮﨑敏郎(35)に左安打が飛び出し2死一、二塁に。チャンスで迎えた6番・山本はカウント2ー2から粘って9球目を右安打にし繋いだ。しかし2死満塁から続く7番・度会は空振り三振に倒れ絶好機も本塁を踏むことができず無得点に終わった。
終盤に入り7回表、3番・上本に左安打、4番・小園に右安打を放たれ、無死二、三塁とピンチを迎えた。5番・野間、6番・菊池を打ち取り2死を奪うも迎えた7番・シャイナーにセンターへの3ラン本塁打を浴び先制を許した。
東は7回86球を投げ抜き6安打5奪三振3失点で降板。8回表から2番手・坂本裕哉(26)がマウンドに上がり広島打線を三者凡退に抑えた。
3点を追いかける展開となった打線は8回裏、広島の2番手・森浦大輔(26)に対し2番・オースティンから始まるも走者を出すことができず。8回裏は3番手・中川虎大(24)が無失点に抑えた。しかしそのまま9回裏は3番手・栗林良吏(28)の前に5番・宮﨑が中安打を放ち出塁するも無得点に倒れ試合終了。DeNAは広島に完封負けとなった。
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