(20日、第106回全国高校野球選手権栃木大会3回戦 文星芸大付7―0真岡工)
2回戦は19安打、20得点の猛攻で五回コールド勝ち。好調の打線で前年王者に挑んだ真岡工だったが、ホームが遠かった。岡田宗大監督は「選手たちはよく動いてくれたが、監督の弱い部分が出た」と振り返った。
前半は二回の満塁など、毎回のように走者を得点圏に送ったが、あと一本が出ず。打線は「バットが振れている」と、思い切って打ちにいったが、最後まで得点につなげられなかった。
対照的に、文星芸大付は、非常に手堅い攻めが印象に残った。三回には4番打者の佐藤悠晟(3年)に送りバントをさせるなど、犠打が4個。低反発バットの影響などでロースコアの勝負になる状況に、的確に対応していた。高根沢力監督は「(シード校でも)安心できることはひとつもない。点を取れるところで取らなくてはいない」と気を引き締めていた。(津布楽洋一)
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