■プロ野球 ヤクルト 6-4 DeNA(20日・神宮)

DeNAはヤクルトに逆転負けを喫した。試合は1回表、敵失の間に先制すると3番・佐野恵太(29)の適時二塁打で2点目を奪った。その後3ー0で迎えた4回裏、先発の石田裕太郎(22)が4番・村上宗隆(24)に第17号ソロ本塁打を浴び3ー1に。5回表に4番・牧秀悟(26)の適時二塁打で再び3点リードとするも直後の5回裏、1番・長岡秀樹(22)の適時二塁打で4ー3。6回裏には3番手・山﨑康晃(31)が5番・オスナに第12号ソロ本塁打を浴び同点に追いつかれた。そして8回裏、5番手・中川虎大(24)がまたも5番・オスナに第13号2ラン本塁打を放たれ勝ち越しを許し試合が決まった。

前日の試合では2回表に梶原昂希(24)の適時打、オースティン(32)の第13号2ラン本塁打で一挙4得点。しかし試合は両チーム二桁安打の乱打戦となり一時は勝ち越しを許す展開に。1点を追う打線は6回表にまたも梶原に適時打が飛び出し同点。そしてオースティンのこの日2本目となる第14号2ランで再びリードを奪うと、守り切り勝利した。

先発・石田裕は前回登板となった9日の中日戦(横浜スタジアム)では6回途中3失点。この試合が今季5度目の登板となった。

打線は1回、ヤクルトの先発・サイスニード(31)に対し先頭の梶原がショートへの内野安打を放ち出塁。2番・オースティンが中安打を放つとセンターを守る西川遥輝(32)がファンブル、悪送球をし1点を先制した。なおも無死三塁から3番・佐野が適時二塁打を放ち2点目を挙げた。

石田裕の立ち上がりは先頭の長岡を空振り三振に。2番・西川遥輝(32)、3番・宮本丈(29)を二ゴロに打ち取り三者凡退に抑えた。

3回表には1番・梶原の中安打、2番・オースティンの右安打などで1死二、三塁の好機を作ると4番・牧の遊ゴロの間に追加点を挙げた。

3点リードで迎えた4回裏、1死走者無しから4番・村上にレフトスタンドに飛び込むソロ本塁打を浴び1点を返された。

直後の5回表、1死走者無しから2番・オースティンが四球、3番・佐野が中安打を放ち1死一、二に。迎えた4番・牧にレフトへの適時二塁打が飛び出し4点目を加えた。

しかし5回裏、無死走者無しから7番・山田哲人(32)の打球をショートを守る森敬斗(22)が悪送球し出塁を許すと8番・丸山に中安打、代打・青木宣親(42)にショートへの内野安打を放たれ満塁に。迎えた1番・長岡の打球はライトへの適時二塁打となり4ー3と1点差まで詰め寄られた。石田裕は1死を奪ったところで降板。2番手・京山将弥(26)がマウンドに上がった。京山は3番・宮本、4番・村上から空振り三振を奪う好救援を見せ抑えた。

1点リードで迎えた6回裏、3番手・山﨑が登板するも先頭、5番・オスナに投じた初球をレフトスタンドに運ばれ同点に追いつかれた。

4ー4で7回裏は4番手・坂本裕哉(26)が無失点に。しかし8回裏、5番手・中川虎がマウンドに上がるも先頭の4番・村上に右安打を放たれ出塁を許すと5番・オスナにレフトへの2ラン本塁打を浴び勝ち越しを許した。

2点を追いかける展開となった打線は9回表、ヤクルトの5番手・山本大貴(28)に対し先頭の1番・梶原のセーフティバントがサードを守る村上の悪送球を誘い出塁に成功。ここでヤクルトは6番手・大西広樹(26)が登板。無死一塁から2番・オースティンが左二塁打を放ち走者二、三塁とチャンスを広げるも後続が倒れ試合終了。DeNAはヤクルトとのカードを1勝1敗とした。

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