前半戦を終えて一休み中のペナントレースですが、その間に行われるのが、毎年恒例のオールスターゲーム。選ばれし選手たちが北の大地で夢の共演を果たしました。
去年、開業した日本ハムの本拠地エスコンフィールドで初の開催となったことしのオールスターゲーム。試合開始前にはことし、野球殿堂入りを果たした 黒田博樹 さんと 谷繁元信 さんの表彰式が行われ、新井貴浩 監督から黒田さんに花束が渡されました。
試合は序盤からド派手な展開となります。強力打線で臨んだオールセントラルは、2回表、2点を先制し、さらにノーアウト・3塁・2塁として打席が回ってきたのが、カープ勢6人のうち、この日唯一、スタメンに名前を連ねた 小園海斗 でした。タイムリーヒットにはなりませんでしたが、内野ゴロできっちり打点を挙げます。
その後、巨人・丸佳浩、DeNA・牧秀悟、ヤクルト・村上宗隆と3本のホームランが飛び出したオールセントラルはこの回、なんとオールスター新記録となる1イニング9得点。ベンチもお祭り騒ぎとなります。
そんな中、小園は先頭バッターで迎えた3回の第2打席に内野安打。うれしいオールスターでの初ヒットとなりました。
5回には「ぼくは今回は引率者」と選ばれたときに話していた 秋山翔吾 が、代打で登場。内野安打で出塁。得点にはつながりませんでしたが、存在感を見せます。
投げては8回に6番手として 栗林良吏 が登板。途中出場の 坂倉将吾 とのカープバッテリーは駆け引きなしで勝負した結果、ソフトバンクの 山川穂高 にスリーランホームランを許すなど4失点。くやしい結果となりました。
栗林良吏 1回 20球 被安打4 失点4
これでカープ勢の出番は終わりかと思いきや、9回表、サプライズが待っていました。1アウト・1塁の場面でなんとピッチャーの 床田寛樹 が代打で登場。
そして、ライト前ヒット。カープファンならおなじみですが、今シーズンここまで投手ながら打率2割の床田のバッティングがさく裂。北海道のファンを沸かせます。
最後までお祭り感が満載だった第1戦は、強力打線が爆発したオールセントラルが2021年の第1戦以来、3年ぶりに勝利。（全パ 6-11 全セ） 24日は、神宮球場に場所を移して第2戦が行われます。
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青山高治 キャスター
オールスター、おもしろかったですね。
コメンテーター 平尾順平 さん（ひろしまジン大学 代表理事）
球宴らしい。ホームランも見られて最高ですね。
青山高治 キャスター
打線でいえば、床田投手が代打で登場…
中根夕希 キャスター
カープファンからしたら「ほら、見てくださいよ。うちの床田投手、やりまっせ」
青山高治 キャスター
でも新井監督が岡田監督に「うち、床田いますよ」って。その結果だったんですよ（笑） しかも床田投手が打ったピッチャーって日本ハムの抑えですからね。守護神の 田中正義 選手ですからね。打った球も155キロのストレート。みごとにライト前ヒット。
中根夕希 キャスター
二刀流です。
青山高治 キャスター
うちの二刀流ですね。こういうオールスターならではの楽しみ、選手たちの日ごろ見られない顔が見られるのもうれしいです。
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