第106回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は三重大会に出場した近大高専です。

(24日、第106回全国高校野球選手権三重大会準々決勝 菰野4―2近大高専)

 近大高専・重阪俊英監督

 お疲れさん。いいゲームだった。もう、それしかない。3年生もありがとう。

 しんどい時がたくさんあっただろうし、どう進んでいいかわからん時もあったと思う。困らせてばっかりな指導者で本当に申し訳なかった。

 最後の最後まで20人がやり切ってくれたことに、感謝しかない。「高校野球って素晴らしいな」「近大高専ってすごいな」と感じさせてくれる学年やった。

 またこれからも野球を続けてほしい。苦労しか無かったと思うけど、ここで培ったことを糧に、新たなスタートを切ってほしい。自分の付加価値や、人間性をさらに高められるように、これからもやってもらいたい。

 本当に素晴らしい3年生やったし、その君たちがいい試合をしてくれた。できたことに自信を持って、胸を張って戻りたいと思う。(中田和宏)

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