■パリオリンピック™ 陸上 女子20km競歩(1日、トロカデロ広場)
直前で岡田久美子(32、富士通)と柳井綾音(20、立命館大)が新種目の男女混合競歩リレーに専念するため個人種目を辞退した女子20キロ競歩。唯一の出場となった藤井菜々子(25、エディオン)は3回の警告を受け、2回目の五輪は32位となった。
レースは序盤から世界記録保持者の楊家玉(28)が前に出て、速いペース。藤井は19位あたりで歩くも5km手前で1回目の歩型違反の警告を受けた。さらに6km手前で全選手でただ一人、2回目の警告。前半の10kmを44分23秒で通過した藤井、トップの楊に1分17秒遅れて18位で折り返した。
トップの楊が後続を突き放す歩きで独歩状態。12km過ぎに藤井は3回目の警告を受け、ペナルティゾーンで2分間の待機をしいられた。前回大会13位に終わり、今大会の上位を目指した藤井だが、順位を32位に落として再び歩き出した。周回遅れとなったが、最後まで歩ききり32位でフィニッシュした。レース後、「力を出しきれなかった」と話し、練習不足で「前半に歩行が乱れてしまった」と振り返った。
金メダル:楊家玉(中国)1時間25分54秒
銀メダル:M.ぺレス(スペイン)1時間26分19秒
銅メダル:J.モンタグ(オーストラリア)1時間26分25秒
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32位:藤井菜々子 1時間34分26秒
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