第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が4日、大阪市北区のフェスティバルホールであった。5年ぶりに出場する神奈川代表の東海大相模は、大会6日目の第2試合(12日午前10時35分)で、富山代表の富山商(2年連続18回目の出場)と対戦する。

 会場には、49の代表校が集結。26校目に名前が呼ばれると、木村海達主将(3年)が、中央最前列に並んだ東海大相模の選手らの目の前でくじを引いた。

 左手で「狙っていた」という大会6日目を引き当てたが、表情は緩めず。抽選が進み、対戦相手が富山商に決まると、選手らは落ち着いた様子で受け止めていた。

 木村主将は、東海大相模が初めて全国制覇した当時の主将から「左手で左から2番目のくじを引くように」とアドバイスされていたと明かし、「初戦まで時間が空くので、相手の分析をしてしっかり準備したい」と気を引き締めていた。(手代木慶)

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