常廣投手は青山学院大からドラフト1位で入団しましたが、大学のテスト勉強で調整が遅れたことなどからキャンプから2軍スタートとなり、ここまで2軍で11試合に登板して2勝6敗、防御率4.06の成績でした。

今月8日のソフトバンク戦で初めて完封勝利を挙げ、新井貴浩監督は今月15日のDeNA戦に初登板で先発させる方針です。

広島は10日から首位の巨人と本拠地で3連戦で、常廣投手も10日、1軍に合流して外野でダッシュをしたり、大瀬良大地投手とキャッチボールをしたりして調整していました。

新井監督は、チームが優勝争いをしている終盤戦の先発に初登板の新人を抜てきすることについて「十分勝負ができるボールを投げているし、ことしだけでなく彼の先々のことも考えて思い切って決断した。どんな結果になってもすごい経験になると思う」と話していました。

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