競泳の日本代表は柔道やカヌーなどの選手と同じ便でパリから帰国し、午後7時前に羽田空港の到着ロビーに姿を見せました。

選手たちは出迎えた人たちから拍手で迎えられると、手を振るなどして笑顔で応えていました。

パリパラリンピックの競泳では、木村選手が視覚障害のクラスの男子50メートル自由形と100メートルバタフライで2つの金メダルを獲得したほか、鈴木孝幸選手が男子50メートル平泳ぎ、運動機能障害のクラスで金メダルを獲得するなど個人で出場した4種目すべてでメダルを獲得し、日本勢は金3つ、銀3つ、銅6つの合わせて12個のメダルを獲得しました。

羽田空港で取材に応じた木村選手は「東京大会とは違う有観客の大声援の中で泳げたことが何よりも幸せだと感じた。取り組んできた技術的な泳ぎの改善についても自己ベスト更新と金メダルを獲得することができて、これ以上ない完璧なレースができた」と大会を振り返りました。

また、今大会、日本勢最初のメダルとなる金メダルを獲得した鈴木選手は「個人としてもチームとしても勢いづけられたと思う。有観客の盛り上がりの中でベストパフォーマンスができた。日本に帰ってきて多くの方に迎え入れてもらい、今後、パラスポーツやパラ水泳が盛り上がればうれしい」と話していました。

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