■高校野球女子選抜 3-17 イチロー選抜 KOBE CHIBEN(23日、東京ドーム)

今回で4度目の対戦となった「高校野球女子選抜」と「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」の一戦。終盤の8回に今回初参戦の松井秀喜(50)がライトへ豪快な3ランを放った。

巨人とヤンキースなどでプレーし、東京ドームでは20年ぶりの試合となったが、現役時代を彷彿とさせる豪快アーチを放った。

先発のイチローは9回141球を投げ切り、4年連続の完投勝利を飾った。さらに4安打の猛打で“二刀流”の活躍をみせファンを沸かせた。試合はKOBE CHIBENが17得点で4年連続の勝利を飾った。

8回は2死一、三塁の場面で4番・松井を迎え、高校野球女子選抜は8人目、再び桑沢明里(岐阜第一)がマウンドへ。カウント2-0からの3球目、外角への変化球を完璧に捉えると、綺麗な放物線を描きライトスタンド最前列へ飛び込む、松井らしいホームラン。東京ドームで20年ぶりに“ゴジラ弾”が炸裂した。

味方の後押しにイチローは9回もマウンドに立ち、141球の熱投で4年連続の完投。2年ぶりの2ケタ奪三振もマークして締めくくった。

試合後、本塁打を放った松井は「またこのね、私が10年間プレーした東京ドームでまたプレーさせてもらえたっていうのはこれ以上ない幸せなことです。本当にありがとうございます」とファンに感謝の言葉を届けた。

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