アストロズは4年連続の地区優勝を決めた前日の試合に続いて本拠地ヒューストンでマリナーズと対戦し、今シーズン9勝をあげている菊池投手が2年連続のふた桁勝利を目指して中5日で先発しました。

2021年まで3シーズン所属した古巣を相手に立ち上がりから安定したピッチングをみせ、2回、この試合2個目の三振を取って大リーグ6年目で自身初のシーズン200奪三振を達成しました。

チームが3回に1点を先制したあとも155キロ前後のストレートと切れのいい変化球を効果的に使って4回から5回にかけて3連続三振を奪うなど好投を続け、5回まで無失点に抑えました。

しかし6回、先頭バッターを味方のエラーで出し、さらにフォアボールなどでピンチを広げ、今シーズン移籍するまで同じブルージェイズでプレーしたジャスティン・ターナー選手に2点タイムリーを打たれて1対2と逆転されました。

菊池投手は追加点は与えず、この回を投げ切ったところでマウンドを降り、6回98球を投げて4安打2失点、自責点なしの好投で、フォアボールは1つ、三振8個を奪いました。

今シーズンの奪三振を206とし、防御率は4.05です。

主力バッターの一部が欠場したアストロズは打線が4安打に抑えられ、援護できず、1対8で敗れました。

シーズン途中に移籍後、5勝負けなしだった菊池投手は移籍後10試合目の登板で初めて負け投手となり、10敗目を喫しましたが、プレーオフに向けて先発投手陣の柱として存在感を示しました。

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