広島は新井監督就任2年目の今シーズン、首位で迎えた9月に5勝20敗と大失速して一気に4位まで転落し、2年連続のクライマックスシリーズ進出を逃しました。

一方で、無理をさせない起用法で投手陣は先発、リリーフとも開幕から安定したピッチングを続け、大瀬良大地投手はノーヒットノーランを達成して自身初の防御率1点台を記録し、抑えの栗林良吏投手は球団記録に並ぶ38セーブをあげました。

また、矢野雅哉選手をショートのレギュラーに抜てきしてベテランの菊池涼介選手と守備範囲の広い二遊間を作り、少ない得点を守り勝つ野球で、大きな補強がない中、終盤まで優勝争いを繰り広げました。

球団幹部によりますと、新井監督とはチーム作りに必要な5年を1つの区切りとした上で1年契約を結んでいますが、9月上旬まで首位をキープした手腕を評価して来シーズンも引き続き指揮を任せる方針だということです。

球団は今後、新井監督に正式に続投を要請することにしています。

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