九州場所は12日目を終えて、大関 琴櫻と大関 豊昇龍が1敗でトップに並び、平幕の隆の勝が星の差1つの2敗で追っています。
13日目は、1敗の琴櫻と2敗の隆の勝の対戦が組まれました。
過去は6勝1敗と琴櫻が勝ち越していて、まわしを取って、万全の体勢を作って攻め込むことができれば優位は揺らぎません。
対する隆の勝は琴櫻にまわしを与えず、得意の押し相撲で攻めきることができれば勝機が出てきます。
また、同じく1敗の豊昇龍は新大関の大の里と今場所初めて大関どうしの一番が組まれました。
過去は豊昇龍の3勝2敗ですが、先場所は14日目の対戦で敗れ、目の前で大の里の優勝を許しました。
豊昇龍は今場所見せている鋭い立ち合いからまわしを取って休まずに攻めることができるかがポイントになりそうです。
一方、21日勝ち越しを決めた大の里は、得意の右差しの展開から一気に攻め込んで、新大関として存在感を示したいところです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。