全国高校駅伝が22日、京都市右京区のたけびしスタジアム京都を発着とするコースであり、兵庫県勢は男子(7区間、42.195キロ)に出場した西脇工が13位、須磨学園は16位。女子(5区間、21.0975キロ)の須磨学園が23位だった。
男子の西脇工は、都道府県大会のタイムでは出場校中4番目だった。2年生の1区新妻遼己選手、2区昂己選手の双子のリレーで「日本一」を目指した。大会前、遼己選手は「2人で一つの区間」と言っていた。区間10位の遼己選手からたすきを受け取った昂己選手が一つ順位を上げた。目標には届かなかったが、次期主将になる予定の昂己選手は「来年はもっと強い自分になって帰ってきたい」と飛躍を誓った。
昨年4位だった男子の須磨学園は「3位以内」を目指して臨んだ。3区を走った主将の堀野正太選手(3年)は4人をかわし、一時13位まで順位を上げた。昨年の成績を重圧に感じたこともあったが、「目標が励みになったから団結できた」とも感じていたという。後輩たちへは、「『リベンジ』なんて考えず、のびのびとやってくれたらいい」と期待した。
女子の須磨学園は1、2年生でオーダーを組んだ。1区の金子聖奈選手(2年)が33位だったが、2区の種知里選手(2年)が区間10位、3区で主将の池野絵莉選手(2年)が区間11位の走りをそれぞれ見せて、前を追い上げた。それでも昨年の6位から順位を落とす悔しい結果になった。1区を走った金子選手は「自分に重圧をかけてしまいました。来年、都大路で悔しさを晴らしたい」と雪辱を誓った。
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