■MLB ドジャース 8ー2 マーリンズ(日本時間8日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャースタジアム)
ドジャースの山本由伸(25)がメジャー自己最長の8回97球を投げ、5安打2失点、5奪三振の好投。本拠地初白星となるメジャー4勝目を飾った。
試合後、8回を投げ切ったことについて「少ない球数で長く投げられるのは一番理想的だと思っているので、こういったピッチングが勝利以上にチームに良い影響が出るのならすごくうれしい」と振り返った。
1回には先頭打者弾を浴び出鼻をくじかれ、6回にソロ本塁打を許したが、少ない球数で安定した投球を8回まで続けた。「ホームラン2本打たれてしまいましたけど、良いボールも多かったですし、ストライク先行していけたので、そこが一番良かったかなと思います」とこの日の投球を分析。
さらに「“完投”というのは頭にありましたか?」と聞かれると「まあ球数が最後8回上がるときにそろそろ最後かなという感じだったので、最後はしっかり出し切りました」と答えた。
8回は2死でデラクルーズを空振り三振に仕留めてマウンドを降り、ベンチでは同僚の大谷翔平(29)と笑顔で話す場面も。「(今日は)三振が少なかったので、『三振が取れてよかったな』って言ってましたね。おちょくってましたね(笑)」とほっこりエピソードを。
「投げているときは意外と話すことは少ないんですけど、登板後とかはよく声をかけていただいています」と大谷との試合中のやり取りを明かした。
この日の大谷は2打数無安打(2四球)も、チームは8得点の快勝で今季2度目の6連勝。貯金は今季最多の「12」となった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。