ビール「飲んでミーノ」は協同商事と共同開発した

カルビーは5日、同社として初めてとなるビールを6日から発売すると発表した。クラフトビール「コエドビール」を製造・販売する協同商事(埼玉県川越市)と共同で開発した。カルビーのシリアル「フルグラ」の製造過程で規格外だったオーツ麦を使用しており、食品ロスの削減につなげる。

商品名は「飲んでミーノ」。350ミリリットル缶入りで参考小売価格は1本398円。販売元は協同商事で都内と埼玉県のスーパー、協同商事の公式オンラインショップで数量限定で販売する。

味をカルビーのスナック菓子「miino(ミーノ)」と合う味わいに仕上げ、おつまみ需要の開拓を狙う。2021年から開発を始め、3年かけて商品化した。協同商事の朝霧重治社長は「オーツ麦を使うことでクリーミーで滑らかな舌触りが楽しめる」と話す。

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