サントリー食品インターナショナル(サントリーBF)は12日、2024年12月通期の連結純利益が前期比5%増の865億円になる見通しだと発表した。従来予想から20億円上方修正した。猛暑や備蓄用の需要増で、主力の「サントリー天然水」などの販売が国内で伸びたほか、値上げ効果が貢献した。

売上高にあたる売上収益は6%増の1兆6870億円と、従来予想を170億円上回る。欧州では売上収益が想定を下回る半面、タイやベトナムなどアジアパシフィック地域では炭酸飲料「PEPSI」などが好調で、当初予想を上回る見込みだ。

同日発表した24年1〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比24%増の832億円、売上収益が7%増の1兆2776億円だった。

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