東芝子会社の東芝デジタルソリューションズは18日、eラーニングの教材を作成するシステムに生成AI(人工知能)を導入したと発表した。関連する資料を専用ページにアップロードすると、自動でテキストや問題を作成する。教育担当の部署にかかる負担を減らす。
同社が企業向けに提供する教材作成システムに、米マイクロソフトが提供する「アジュール・オープンAI・サービス」を導入した。同サービスはデータを社内にとどめられるのが特徴で、機密情報やデータが外部に漏れ出す心配がない。
これまで社外秘の情報を用いた教材を作成する際、情報管理のため社内の関連部署が独自でつくる必要があり、時間や手間がかかっていた。
システムの利用料金は企業の規模によって異なる。テキストの作成のほか、教材を音声で読み上げることもできる。
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