アウトドア用品のモンベル(大阪市)と奈良県立医科大学、同大が主導する一般社団法人MBTコンソーシアムは18日、包括連携協定を結んだ。モンベルの製品開発で奈良医大が学術的な視点から助言したり、奈良医大の実証実験にモンベルが協力したりすることなどを想定する。
モンベルの辰野勇会長兼最高経営責任者(CEO)は同日大阪市内で開いた記者会見で、奈良医大との協業について「無から有を生み出していける。わくわくしている」と語った。
モンベルは1975年設立で、アウトドア用品の製造や販売を手掛ける。2023年8月期の連結売上高は約1100億円。これまでに155の自治体や大学などと包括連携協定を結んだ実績がある。
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