【ソウル=木下大資】韓国軍の軍事偵察衛星2号機が7日夜(日本時間8日)に米南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、地球周回軌道に入った後、地上との交信に成功した。韓国国防省が8日発表した。

韓国国旗

 昨年12月の1号機に続き、米スペースX社のロケットに載せて打ち上げた。2号機は悪天候でも鮮明な映像を得られるSAR(合成開口レーダー)を搭載し、北朝鮮に対する監視を強化する。北朝鮮のミサイル発射の兆候を捉えた際の先制打撃、ミサイル防衛、報復攻撃から成る韓国軍の「3軸体系」の基盤になる。  北朝鮮も、昨年11月に続く2機目の軍事偵察衛星の準備を進めている兆候がある。韓国国防省は、早ければ4月中旬にも打ち上げるとみている。 

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