アメリカ・コロラド州で24日、愛犬がコンロに足をかけ、火事を起こしてしまう様子がカメラに捉えられた。ペットの“もふもふプッシュ”による火災は珍しくなく、日頃からコンロの周りを整理整頓し、出かける際には元栓を閉めることなどが重要だという。
愛犬による“予期せぬ危険”
夜のキッチンで目撃された、愛犬による予期せぬ危険。
この記事の画像(9枚)犬が立ち上がり、コンロに置かれた箱の匂いを嗅いでいた。しかし、犬が立ち去った直後、コンロ周辺が明るくなり、あっという間に巨大な炎がキッチンを包んだ。キッチンには火災報知器の警告音が鳴り響く。
飼い主が寝ている間にキッチンにやってきた愛犬が、立ち上がるように前足を乗せたことで、コンロのスイッチを誤って入れてしまったのだ。幸い、飼い主が異変に気がつき、すぐに火は消し止められた。
“もふもふプッシュ”は日本でも
ペットによる火災は日本でも起きており、NITE(ナイト)=製品評価技術基盤機構は、ペットの“もふもふプッシュ”に注意を呼びかけている。
実際にNITE(ナイト)による検証では、ガスコンロの上にエサがあるのを見つけた犬が、前足でコンロのスイッチを誤ってプッシュしてしまう場合があることが確認されている。
NITE(ナイト)によると、2022年までの10年間で起こったペットによる事故のうち、約9割が火災に繋がっているという。
ペットによる火災を防ぐには、日頃からコンロの周りを整理整頓し、出かける際には元栓を閉めることなどが重要だという。
(「イット!」 7月8日放送より)
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