アメリカのトランプ前大統領は銃撃事件の後、初めてメディアのインタビューに応じ、「わずかな動作で死を免れた」と当時の様子を振り返りました。
トランプ氏は14日、共和党大会が開催される中西部ウィスコンシン州に向かう機内でアメリカメディアのインタビューに応じ、銃撃を受けた当時の様子を振り返りました。
トランプ氏はその中で、「まだ何が起こったのか整理中だ」と語るとともに、「もし、頭を半分回転させていたら、銃弾が後頭部に当たっていた。私はここにいないはずだった」とわずかな動作で死を免れたとの思いを語りました。
さらに銃撃を受けた後については、「自分で歩かなければならないと思った。担がれて運ばれたくなかった」と明らかにしました。
こうした中、CNNは捜査当局者の話として、クルックス容疑者が犯行の数時間前、50発の弾薬を購入していたと報じました。
FBI（アメリカ連邦捜査局）は、クルックス容疑者は単独犯とみて携帯電話の履歴などを調べていますが、日常生活でのトラブルなどは報告されておらず、動機の解明は難航しそうです。
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