インド・ケララ州で起きた大規模な土砂崩れ現場で、捜索を続ける救助関係者=1日(AP=共同)

 【ニューデリー共同】インド南部ケララ州で起きた大規模な土砂崩れで、地元メディアは1日、死者が少なくとも288人に達したと報じた。依然として多くの行方不明者がおり、当局は捜索活動を継続。犠牲者はさらに増える恐れがある。  被災したのは同州北部の丘陵地帯で、土砂崩れは7月30日に複数回発生した。集落2カ所が壊滅的な被害を受けたほか、橋や道路などの交通インフラにも甚大な被害が出た。被災した地域には多くの避難所が設けられ、数千人が身を寄せた。  インドは雨期を迎えており、ケララ州では洪水や土砂崩れで例年多くの被害が出る。


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