佐渡金山の世界遺産登録をめぐり、韓国側が朝鮮半島出身の労働者についての展示を人が多く集まる場所に移すよう要求する方針であることがわかりました。

佐渡島の金山の世界文化遺産登録をめぐり、韓国の同意を得るために朝鮮半島出身の労働者についての展示を行うと表明した日本。

実際に佐渡市の相川郷土博物館で展示されていますが、その展示場所をめぐり、韓国側が9月12日の日中韓文化大臣会合で移設を要求する方針であることがわかりました。

韓国の野党議員が多くの人が集まる「きらりうむ佐渡」に展示を移すべきと主張したのに対し、会合に出席予定の文化体育観光部のユ・インチョン長官が「会合で主張する」と応じたということです。

【盛山正仁 文科相】
「そういう話があるということを私は承知していない。発言が出たら、そのときに対応していくということじゃないかと思う」

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