スペイン東部の豪雨による洪水は発生から4日目を迎え、死者の数は200人を超えました。

東部バレンシア州で10月29日に発生した豪雨による洪水で、州当局は11月1日、死者の数が202人にのぼったと発表しました。
近隣の2つの州とあわせて死者は205人になりました。

地元メディアによりますと、今も複数の行方不明者がいるとみられ、軍の兵士約1200人が捜索活動にあたっています。

スペインのサンチェス首相は「必要な限り、あらゆる手段を使って行方不明者の捜索に全力を尽くす」と述べました。

現地では引き続き、大雨に対する警戒が呼びかけられていて、家屋や道路の復旧作業が難航しています。

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