【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(11月2日の動き)
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ロシアの無人機攻撃 “10月は2000機以上”
ウクライナのゼレンスキー大統領は、軍事侵攻を続けるロシア軍が10月の1か月間だけで2000機以上の無人機でウクライナに対して攻撃を行ったと述べ、ロシアが無人機を生産できなくするために制裁を強化するよう国際社会に訴えました。
2日のビデオ演説でゼレンスキー大統領は「10月には、2000機以上の無人機がウクライナに対して使われた。文字どおり毎日だ」と述べ、ロシア軍を強く非難しました。
そして、この無人機の数は、制裁対象となっている電子部品などが17万個以上、ロシアに供給されたことを意味すると指摘しました。
その上で「特殊な部品や資源の輸出を規制するため、世界はもっと取り組むべきだ」と訴え、ロシアが無人機を生産できなくするために制裁を強化すべきだという考えを示しました。
ウクライナでは連日、ロシア軍の無人機による攻撃が続いていて、地元の当局によりますと2日には首都キーウで迎撃した無人機の破片が6つの地区に落ち、複数の集合住宅で一部、火災が発生したり、窓ガラスが割れたりする被害が出ました。
北朝鮮派兵 秋葉国家安全保障局長が中国側と協議へ
ロシアに北朝鮮が部隊を派遣するなど、ウクライナ情勢が東アジア情勢にも影響を及ぼしかねない事態を踏まえ、秋葉国家安全保障局長が4日、中国の王毅外相と会談し対応を協議することがわかりました。
関係者によりますと秋葉国家安全保障局長は3日北京に向かい4日、中国の王毅外相と会談することになりました。
北朝鮮の部隊のロシアへの派遣をめぐっては中国外務省の報道官が1日、「北朝鮮とロシアは独立した主権国家であり、2国間関係をどのように発展させるかは彼ら自身の問題だ」と述べ、両国の関係について干渉しない姿勢を示しています。
こうした中、外交筋によりますと中国は、北朝鮮とロシアが軍事的な結びつきを深める現状に不満を抱いているという見方もあることから、日中間で意見を交わすことが重要だと判断したということです。
このため北朝鮮をめぐる情勢で日中両国がどのような認識を共有できるのかが焦点となります。
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