5年前、大規模な火災で被害を受けたフランス・パリの観光名所、ノートルダム大聖堂の修復作業がほぼ終わり、内部が公開された。

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ノートルダム大聖堂は、2019年4月に火災に見舞われ、尖塔(せんとう)や屋根の一部が焼失した。

29日に公開された大聖堂の内部は火災の爪痕がきれいに修復され、ステンドグラスから光が降り注ぐなど、荘厳さを取り戻した様子がうかがえた。

マクロン大統領はパリのイダルゴ市長らと内部を視察し「みなさんは、5年間で大聖堂を再建するという約束を果たした。フランスにとって大きな誇りだ」と修復にあたった人たちをねぎらった。

修復には2000人以上の職人が関わり、世界中から日本円にして1300億円を超える寄付が寄せられた。

大聖堂では12月7日に式典が行われ、12月8日から一般公開が始まる。

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