■プロ野球 交流戦 日本ハム 3-4 DeNA(1日・エスコンフィールド)

DeNAは日本ハムに2連勝を飾った。試合は1点を追いかける2回表、8番・伊藤光(35)に第1号となる逆転2ランが飛び出し2-1。さらに4回表にも9番・梶原昂希(24)の適時打でリードを広げた。しかし7回裏、3番手・坂本裕哉(26)が打ち込まれ同点に。3ー3で迎えた9回表、6番・牧秀悟(26)に勝ち越しの第6号ソロ本塁打が飛び出し試合を決めた。

前日の試合では1点を追う9回表、オースティン(32)に第3号ソロ本塁打が飛び出すと同点に。さらに延長に入り10回、2死一、二塁の好機で森敬斗(22)に勝ち越しの適時打が飛び出し試合を決めた。この試合、前日に一軍復帰を果たした牧が6番・指名打者でスタメン出場。先発は今季ここまで2勝を挙げている中川颯(25)がマウンドに上がった。

打線は1回、日本ハムの先発・加藤貴之(31)に対し先頭の蝦名達夫(26)は空振り三振、2番・森は二ゴロに打ち取られるも2死から3番・オースティンが左安打で出塁。しかし4番・筒香嘉智(32)は見逃し三振に倒れ得点は奪えず。

その裏、中川の立ち上がりは先頭の松本剛(30)を右飛、2番・五十幡亮汰(25)を遊ゴロに打ち取り2死を奪った。しかし続く3番・郡司裕也(26)に中安打を放たれ出塁を許すと4番・マルティネス(28)にセンターの頭を越す適時二塁打を放たれ先制点を与えた。マルティネスは三塁を狙うも走塁死。追加点は与えなかった。

直後の2回表、2死から7番・大和(36)が右安打で出塁すると続く8番・伊藤に左中間スタンドに飛び込む2ラン本塁打が飛び出し逆転に成功。
さらに中盤に入った4回表、2死走者無しから8番・伊藤がレフト線を破る二塁打で出塁。9番・梶原の打球はセンターへ抜ける適時打となり追加点を加え3ー1とリードを広げた。

しかし2点リードで迎えた4回裏、2死走者無しから4番・マルティネスにレフトスタンドへ飛び込むソロ本塁打を浴び、3ー2と1点差に。

中川颯は4回55球を投げ4安打2失点で降板。5回から2番手・佐々木千隼(29)がマウンドに上がると走者を背負いながらも2イニングを無失点に抑えた。

終盤7回裏は3番手・坂本裕哉(26)が登板。先頭の5番・田宮裕涼(23)に左安打、7番・水野達稀(23)に右安打を放たれるなど2死一、二塁のピンチを迎えると続く代打・水谷瞬(23)にレフトへの適時打を浴び、同点に追いつかれた。

3ー3のまま8回裏は4番手・中川虎大(24)が二者連続三振を奪うなど好リリーフ。
すると9回表、日本ハムの3番手・田中正義(29)に対し1死走者無しから6番・牧にセンターへのソロ本塁打が飛び出し土壇場で勝ち越しに成功。そのまま9回裏は5番手・森原康平(32)が無失点に抑え試合終了。日本ハムに2連勝となった。

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