(6日、第106回全国高校野球選手権福岡大会2回戦 西南学院1―4筑前)
西南学院の戦いを、観客席でメモを取りながら見つめる部員がいた。「データアナリスト」の福島遼大さん(3年)。味方の投手の球速や打撃フォームから、相手チームの特徴まで。映像やデータで分析し、チームに共有する。
野球は大好きだが、運動は苦手。中学3年のころ、担任にアナリストという役割があると教えられ、高校から分析役で部員に。「データのおかげで勝てた」との選手の言葉がうれしい。この日は敗れたが、次の試合に役立つと信じ、データを取った。
将来の目標は弁護士。野球部で培った分析力が生きると思う。(山本達洋)
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