今月28日にパリで開幕するパラリンピックに、2大会連続の出場となる車いすバスケットボール女子の日本代表は、5日、東京 北区のナショナルトレーニングセンターで行われた壮行会に出席しました。

この中でキャプテンの北田千尋選手は「車いすバスケをおもしろいと思ってもらうことが、競技の未来をつくると思う。心を込めて、心を強く持って毎試合を戦っていきたい」と大会への思いを語りました。

このあと、オリンピックに出場したバスケットボール男子の河村勇輝選手や、女子の林咲希選手などからのビデオによる応援メッセージが紹介されたほか、試合形式の練習も行われ、選手たちは30日に行われるオランダとの初戦に向けて調整していました。

北田選手は取材に対して、オリンピックでバスケットボールの日本代表が男女ともに予選リーグで1勝もできずに敗退したことに触れ「世界で1勝するのが、こんなに難しいのかと感じている。オリンピック代表が達成できなかったことを私たちが引き継ぎ、しっかり日本のバスケを見せたい」と話していました。

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