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イラン情勢長期化で円安160円台・NYダウ790ドル急落——日本経済への影響と今後の見通し

2026年3月27日、ニューヨーク株式市場ではイランをめぐる軍事情勢の長期化懸念が広がり、ダウ平均株価が前日比790ドル余り下落する大幅安となった。同日のニューヨーク外国為替市場でも円安ドル高が進行し、円相場は一時1ドル=160円台まで値下がりした。これはおよそ1年8か月ぶりの円安水準であり、日本経済に深刻な影響を及ぼしている。 今回の市場動揺の背景には、アメリカとイスラエルによるイランへの軍事作戦が開始から1か月を迎えたことがある。イスラエルがイランの原子力施設への攻撃を示唆する中、ホルムズ海峡が事実上封鎖状態にあり、世界のエネルギー供給に深刻な支障が生じている。アメリカのルビオ国務長官は「作戦は数週間で終わる」との見方を示したが、市場は懐疑的な反応を見せた。