石川県金沢市の伝統工芸「加賀友禅」が、若手職人たちの海外向け電子商取引(EC)展開によって新たな需要を獲得している。着物や帯、雑貨などを通じ、日本の美意識を世界に発信している。
若手職人らは、InstagramやTikTokで染色工程や仕上げの様子を発信し、欧米や東南アジアからの問い合わせを増やしている。特に、手描きの花鳥風月をあしらった小物や、現代のライフスタイルに合わせたアクセサリーが人気だ。
地元の商工会議所や観光協会も支援し、多言語のECサイトや国際発送体制を整備。職人とデザイナーが共同で新作を開発し、伝統技法を活かしつつ現代的なデザインを取り入れている。
関係者は「海外から『日本の手仕事の温もりが伝わる』と喜ばれる。後継者育成と世界展開を両輪で進めたい」と話している。



ソース:毎日新聞
画像:毎日新聞