有田焼の技法をベースに現代的なデザインを取り入れる陶芸家、中村健太氏の個展が19日、パリの装飾美術館で開幕した。個展のテーマは「土と光」で、約80点の作品が展示される。中村氏は釉薬の質感と光の反射を活かした器や彫刻的なオブジェで知られ、これまでヨーロッパで多くの賞を受賞している。今回の出品作には、有田町の窯元で制作された大皿や、パリの建築を着想源とした幾何学模様の花瓶も含まれる。開幕式にはフランスの文化関係者や在留邦人約200人が出席し、日本の伝統工芸の国際的な評価の高まりを実感した。同美術館の学芸員は、中村氏の作品が日本の技法と西洋のモダニズムを橋渡ししていると評価した。会期は9月30日まで。


ソース:毎日新聞
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