インフルエンザ予防接種が10月から本格化、高齢者への無料化拡大

インフルエンザの予防接種が10月から全国各地で本格化する。厚生労働省は高齢者への定期接種の前倒しを自治体に要請しており、多くの自治体で65歳以上を対象とした無料化の範囲が拡大された。接種は医療機関のほか、薬局併設の接種会場や自治体が設置する集団接種会場でも行われ、予約の取りやすさが改善されている。

今年は新型コロナワクチンの接種と同時にインフルエンザワクチンを接種できる「同時接種」の推進が図られており、腕ごとに分けて打つことで受診の負担が軽減される。感染症学会は「昨シーズンは流行が拡大し、医療機関がひっ迫した。今年は早めの接種が重要だ」と呼びかけている。

都道府県の感染症情報センターの担当者は、10月以降の問い合わせが例年より早い時期に増えているとし、「希望者全員が早い時期に接種できるよう、医師会や薬剤師会と調整を進めている」と話す。一方、ワクチンの供給スケジュールによっては接種開始時期に地域差が出る場合があり、自治体では最新の情報をホームページなどで随時更新している。

厚生労働省は、接種後に発熱や接種部位の痛みなどが生じる場合があるとして、体調不良時は接種を控えるよう注意を促している。また、ワクチン接種を受けた人は当日の入浴や激しい運動を控えることが推奨される。医療関係者は「基礎疾患のある人や小さい子どもを抱える家庭は、早めにかかりつけ医と相談を」と助言している。

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ソース:毎日新聞
画像:毎日新聞

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