国宝・彦根城が世界文化遺産の国内推薦候補に 2028年登録目指す

文化庁の文化審議会は9月3日、世界文化遺産への登録を目指す国内の推薦候補として、滋賀県彦根市の「彦根城」を選定することを決めました。暫定リスト入りから34年を経た選定で、地元では喜びの声が広がっています。

彦根城は、江戸時代初期に築かれた近世城郭の代表的な遺構で、現存天守の一つとして国宝に指定されています。「琵琶湖を見下ろす城」として観光地としても人気が高く、ゆるキャラ「ひこにゃん」も国内外で親しまれています。

今回の選定を受け、国は関係省庁連絡会議や閣議了解を経て、来年2月までにユネスコ(国連教育科学文化機関)へ推薦書を提出する予定です。推薦されれば、2028年の世界文化遺産登録を目指すことになります。世界遺産委員会での審査では、歴史的価値や保存状況などが評価されます。

彦根市の田島市長は「長年の悲願だった。地元の決意を世界に発信したい」と話し、市ではPR役のひこにゃんを使った発信や、訪日客向けの案内整備を進める方針です。市関係者は「世界の宝として未来へつないでいく責任を果たしたい」と意気込んでいます。

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ソース:朝日新聞・読売新聞・時事通信
画像:朝日新聞・読売新聞・時事通信

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