インフルエンザの流行シーズンを前に、2026年9月30日現在、全国の医療機関や自治体で予防接種が本格化している。多くの自治体は65歳以上を対象とした無料接種を10月から始めており、65歳未満も自治体助成を受けられる地域が多い。
国立感染症研究所のまとめでは、昨年度の冬はインフルエンザ患者数が過去最多の水準に達し、今年度も早い時期から患者報告が増えているという。医師会は「接種から効果が発現するまで約2週間かかる。流行のピーク前に早めに接種してほしい」と呼び掛けている。
接種はかかりつけ医や勤務先の産業医だけでなく、薬局併設型の接種会場も増えており、予約アプリを使った空き枠検索が利用できる自治体も多い。小児科では乳幼児への接種に関する相談が増えており、同日接種が可能な新型コロナワクチンとの併用も推奨されている。
職場では年末に向けた健康対策の一環として社内接種の実施が増え、学校では休校基準や出席停止の扱いについて保護者向けの説明が行われている。感染症対策の専門家は「換気やマスク、手洗いといった基本的な対策とあわせて、高齢者や持病のある人は優先的に接種を検討してほしい」と話している。


ソース:毎日新聞
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