東京都は、高齢者がスマートフォンやタブレットを使いこなせるよう支援する体制を全区に拡大すると発表した。各区の福祉施設や公民館に相談窓口を設け、医療予約アプリや公共交通機関の乗り換え案内、防災情報の取得方法などを個別に指導する。
高齢化が進む東京都では、デジタル機器の操作に不安を持つ高齢者が多く、社会参加や行政サービスへのアクセスに課題があった。新体制では、若手ボランティアやシニアITサポーターが丁寧に操作方法を教える。
東京都は、詐欺被害防止や個人情報保護に関する啓発講座も強化する。携帯電話会社や家電量販店とも連携し、高齢者向け端末の設定サポートを行う。年間2000回以上の講座を開催し、段階的にデジタルリテラシーを高める方針だ。
専門家は「高齢者のデジタル活用は、健康寿命の延伸や社会参加にも寄与する。丁寧な支援が不可欠だ」と指摘する。東京都は、将来的にAIを活用した自動応答サービスも検討している。



ソース:NHK
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