富士山に今シーズン初めての冠雪が観測される、山麓では紅葉と雪化粧

気象庁は2026年9月30日、富士山山頂付近で初めての冠雪が観測されたと発表した。平年よりやや早めの冠雪で、山梨・静岡両県の山麓では、紅葉が色づく中腹と白く冠雪した山頂が同時に楽しめる「紅葉と雪化粧のコラボレーション」に、観光客が集まっている。

河口湖周辺では、早朝から湖畔や展望台に撮影客が詰めかけ、冠雪した富士山をバックに紅葉を撮る姿が見られた。地元の観光協会によると、この週末の宿泊予約は例年より1割前後多く、海外からの個人旅行客の割合も高いという。

富士吉田市では、富士山の眺望スポットとして人気の新倉山浅間公園や忍野八海周辺で交通誘導が強化され、駐車場の混雑に備えた案内看板の設置が進められている。富士スバルライン(山梨県側の有料道路)は順次冬季閉鎖に向けた点検が始まり、今後の降雪状況により通行規制が行われる見通しだ。

気象庁は「山頂付近では気温が低く、急激な天候の変化に注意が必要。登山を検討している場合は最新の気象情報と装備の確認を」と呼びかけている。地元の観光関係者は「早い冠雪は冬の訪れの合図。紅葉シーズンと重なり、例年以上のにぎわいが期待できる」と話している。

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ソース:NHK
画像:NHK

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