「花博」の愛称で知られる国際園芸博覧会が、タイ東北部のウドンタニで11月1日から開幕しました。国際園芸家協会が認定する国際的な園芸の祭典で、開催地では多彩な花々や庭園の展示が行われ、世界各国から来場者が訪れることが見込まれています。2027年には日本の横浜市で、さらに大規模な国際園芸博覧会の開催が予定されており、会場関係者からは期待の声が聞かれています。
横浜で開かれる2027年の博覧会は、みなとみらい地区を中心とした会場で実施される計画で、最新の園芸技術や都市緑化の取り組みを発信する場として位置づけられています。主催者側は、国内はもとより、アジア各国からの訪問客の誘致を目指しており、タイで開催中の博覧会でも横浜開催のPRが行われているとみられます。国際的なイベントの連鎖開催は、誘客促進や都市ブランドの向上につながることが期待されています。
横浜市では、花博に向けた準備の一環として、市内の公園や港周辺の緑化・花いっぱい運動が進められており、「ガーデンネックレス横浜」などの既存の花のイベントとも連携した地域ぐるみの取り組みが広がっています。山下公園や港の見える丘公園をはじめ、市内各所のバラ園や花壇は、観光客にとっても人気のスポットです。市関係者は「花を通じて都市の魅力を高め、国内外から多くの人に横浜を訪れてほしい」と話しています。
観光業界では、花博を契機としたインバウンド需要の回復・拡大に大きな期待が寄せられています。旅行会社では開催期間に合わせた宿泊・観光プランの検討が始まっており、周辺の飲食・宿泊業界も連携した着地型ツアーの開発が課題となっています。専門家は「国際イベントの成功には、会場周辺の交通アクセスや多言語案内の整備が欠かせない」と指摘しており、開催までの準備が注目されます。花博の最新情報は、公式サイトなどで順次発表される予定です。


ソース:NHK
画像:NHK
