熊本県で9日に発生した地震について、地震調査委員会の専門家が詳しい分析結果を公表した。それによると、地震が発生した場所は、10年前に大きな被害を出した一連の「熊本地震」と隣り合う領域にあたるということで、両者の活動が連動している可能性が示された。
10年前の熊本地震は、前震と本震が短い間隔で相次いで発生し、県内を中心に大規模な被害をもたらした。今回の地震は規模こそ小さいものの、活断層の応力状態に変化を与えていることから、専門家は「この領域では今後も注意が必要だ」と指摘。特に、一連の地震活動が活発化した場合、短期間のうちに別の地震が誘発されるリスクがあるとしている。
気象庁は、熊本県を中心とした地域で今後1週間程度は最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけており、住民には家具の固定や非常食の備蓄の確認が求められている。熊本県内の各自治体では、避難経路の再確認や防災訓練の開催を検討。専門家は「10年前の経験を生かし、日常の備えを徹底してほしい」と話している。


ソース:NHK
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