栃木県日光市の中禅寺湖や華厳の滝、いろは坂周辺で紅葉シーズンを迎え、例年よりやや遅い色づきながらも、山並みを彩る絶景に観光客が足を運んでいる。日光市観光協会は、日光東照宮や二荒山神社、輪王寺の二社一寺に加え、中禅寺湖エリアを一日で巡る秋のモデルルートを発表し、バスやタクシーの効率的な利用を呼びかけている。
人気の撮影スポットでは早朝の混雑が予想され、協会は「朝6時台の中禅寺湖遊覧船や明智平ロープウェイでは、朝日と紅葉のコントラストが楽しめる。昼以降は二社一寺周辺を巡ると、比較的すいている時間帯を活用できる」と提案している。また、東武日光駅からの直通バスや、世界遺産エリアへの遊歩道を整備したモデルコースも紹介され、分散観光の促進が図られている。
宿泊施設では、紅葉シーズンの予約が例年通り好調で、温泉宿を中心に週末の稼働率が高まっている。地元旅館の関係者は「中禅寺湖畔の客室から紅葉を眺めるプランが人気で、外国人観光客の予約も回復している」と話す。日光市では、インバウンド客向けに多言語案内の充実や、決済手段の多様化を進めており、観光施設では英語や中国語、韓国語の案内板が整備されている。
アクセス面では、東武日光線やJR日光線への直通列車の増発、いろは坂の交通規制情報のリアルタイム発信が強化されている。関東各県からの日帰り客と宿泊客をあわせると、繁忙期には例年数十万人規模の来訪が見込まれ、市は駐車場の事前予約や、公共交通機関利用の呼びかけを行っている。紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬にかけてで、最新情報は日光市観光協会の公式サイトで確認できる。



ソース:NHK
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