北海道函館市の五稜郭公園で紅葉が始まり、星形の堀に囲まれた石垣と、色づくイチョウやカエデのコントラストが訪れる人を魅了している。函館市によると、例年10月下旬から11月上旬が見頃で、五稜郭タワーの展望台からは公園全体を眺める絶景が楽しめる。市観光部門は「紅葉と史跡を組み合わせた散策コースを紹介しており、初めての方にもおすすめ」と話している。
夜には、世界三大夜景の一つに数えられる函館山の眺望が観光客を引きつける。ロープウェイでは夕方から夜にかけて混雑が予想され、市は事前のチケット購入や、バスでの上山ルートの利用を呼びかけている。港町ならではのイルミネーションや、金森赤レンガ倉庫周辺の夜の散策も人気で、秋の夜長を楽しむ滞在型の観光が定着しつつある。
食の拠点である函館朝市では、イカの踊り食いや海鮮丼、毛ガニなどの旬の味覚が並び、国内外の観光客でにぎわっている。朝市の関係者は「秋は水揚げが安定し、質の良いものを提供できる。予約を入れて早めの来店をおすすめしたい」と話す。近くでは、明治期の洋館が並ぶ元町エリアの散策や、函館市内電車を使った周遊も好評で、市は半日・一日のモデルコースを公式サイトで公開している。
アクセス面では、新函館北斗駅から函館市中心部への連絡バスの増便や、函館空港の国際・国内線で秋のダイヤが強化されている。市観光部門は「紅葉、夜景、グルメと、函館の秋の魅力を一日で楽しめるよう、公共交通機関の乗り継ぎもスムーズになっている。週末は駐車場が混雑するので、電車やバスの利用をぜひ検討してほしい」と呼びかけている。最新のイベント情報や混雑状況は函館市観光部門の公式サイトで確認できる。



ソース:NHK
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