不漁のさんまでもにぎわう「根室さんま祭り」 つかみ取りに長い行列 北海道

北海道根室市で2026年9月26日、秋の風物詩「根室さんま祭り」が開かれた。会場では炭火で丁寧に焼かれたサンマの無料配布や、生のサンマを素手でつかみ取る体験コーナーが催され、開場前から長い行列ができた。

しかし、今年のサンマは例年にない不漁に見舞われている。水産庁のまとめでは、今シーズンの全国の水揚げ量は去年の同じ時期の16%程度にとどまっており、漁業関係者は「資源量の減少に加え、漁場の変動もあって苦しい」と語る。

そうした中でも祭りの規模を縮小せず開催したのは、地域の観光を盛り上げたいという地元の思いがある。実行委員会の関係者は「サンマの数が減っても、根室の魅力は減っていない。ぜひ食べて、遊んで、街に足を運んでほしい」と話し、訪れた観光客からも「貴重なサンマをありがたくいただいた」「来年も来たい」といった声が上がった。

根室市はサンマ水揚げ日本一の港として知られ、祭りは地域の観光振興の核の一つ。市内の飲食店では期間限定のサンマ料理が提供され、宿泊施設も連日高い稼働率を記録しているという。

不漁が続く中でも、祭りを通じて地域の賑わいを守ろうとする取り組みは、今後も続いていく。

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ソース:NHKニュース
画像:NHKニュース

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